当たり判定ゼロ

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グアム島のゲーセン事情

「我々の文化は外国にどのように受け入れられているか?」は常に日本人の興味を惹くテーマですが、それが特にオタ文化の話だったりすると気になるもの。外人の日常にはどのようにオタ文化が展開されているのか知りたいのです。

そんなわけで実弾射撃をするためにグアムに行くことになったので、あわせてグアム島のゲーセン事情を調べてきました。
香港なんかには多いと聞きますが、海外は基本土地が広いので日本のようにゲーセンがそれほどないとは聞きます。グアムでは日本の免許証が使えるので、レンタカーを借りてショッピングセンターなどを巡ってみましたが、いわゆるゲームセンターは結果的に1つしか見つかりませんでした。(ホテルにアーケード用ゲーム筐体が置いてあるのは別で)

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ファンタスティックパークという名前はアメリカっぽさがひしひしと伝わってきていいですね。

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1つしかないゲーセンですが、ショッピングセンターのフードコート併設という形で、中でカートが走ってるわジェットコースターが疾走しててうるさいわとショッピングに連れてきた子どもの遊び場的な状態。格ゲーの対戦台もないですし、大きいお友達は完全にお呼びでない雰囲気。

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椅子がないんですかね、こっちは。日本だとせいぜいだるそうなサラリーマンや男子高校生が座ってたりするレベルですが、こっちで椅子の一つでも置こうものなら、ガタイのいい黒人バスケットボーラーがたむろして怖いからに違いありません。実際、レストランの端席とかにナイキのタンクトップ着た体格のいい黒人が居座ってたのは怖かったですし!ハリウッド映画でこんな風景見た!みたいな。

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STGとしては雷電Ⅱがおいてありました。雷電も面白いのですがルックス的なインパクトに欠けるので、将来的には怒首領蜂系のルックスのいいゲームを置いてメリケンどもをビビらせてやってほしいです。異文化侵略にはまずルッキズムですよ!

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ほか『緊急警察24時』が『POLICE911』に改題されていました。中身は相変わらず日本の警官のままで、舞台は新宿や大阪のままだったりするのでメリケンどもにわかるのかいな、と思ったり。
新しいところではスト4が置いてて、おぉやるじゃんと思ったり。

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コインを入れる方法について、かねがね向こうは100円相当のコインがないのでどうするのかなぁと思ってたところ、25セントコインを複数枚入れる形になっているようです。
価格的には古い筐体は25セント×2枚、新しい筐体は25セント×4枚程度。
受付の人に言うと、1ドル札を25セントコイン4枚に両替してくれます。

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全般的に特殊筐体が多くて汎用筐体が奥にしまわれているのを見ると、どこの国でも事情は同じなのだろうなぁとしみじみ。

ほか撮った写真など。

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ピンボールや射的なんかのアナログチックなゲームも多くて、言い方はアレですが日本レベルから見ると圧倒的に古臭い印象があります。それでもグアム唯一のゲーセンとして地元民に愛され……てるのかどうかはわかりませんが、全般的にガラガラで店員さんも暇そうでした。

場所を簡単に説明すると以下のとおりです。将来的にグアムに行くことになって、かつゲーセンに行きたくて仕方ない病に罹患してしまった際に役に立つ可能性があります。

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オタの持つ原罪の一つに「仲間を欲する呪い」というものがあって、我々は仲間を求めて感染拡大に努めているゾンビのようなものです。「語りたい」という欲求は社会性と常に隣りあわせで、ようやくスマイルがセットでついてくるわけです。
以前、パリのオタロードことケレー通りを見るなどもしてきましたが、自分の好きな文化が外国にも少しでも根付いてたりするとゾンビのひとりとして嬉しくなるところはあるものです。