当たり判定ゼロ

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リアル人生ゲーム2

本作は大人気アクションゲーム『リアル人生ゲーム』シリーズの最新作。プレイヤーはハムスターとなり、ひまわりの種と回し車によって構成されたステージでリアルな永久機関を体験することができる。各ステージにはノルマが設定されており、ステージをクリアするとより大きな回し車に挑むことができる。挑まないこともできるが、その場合『自己責任』と呼ばれる死神キャラクターがフィールド上に登場し強制的にゲームオーバーになる。最終的にはなるべく長く回り続けるのが目標となっている。

前作では「単調過ぎて精神の奥底から死への欲求(タナトス)が生まれてくる」「操作方法等のチュートリアルがない上に、一度操作ミスしただけでゲームオーバーになる」などの不満があったが、本作ではライバルキャラの登場によるストーリー性の追加や熱意溢れる教官キャラクターによる頼もしいチュートリアルがあるぞ。また、映像表現には神と呼ばれる気鋭のアーティストとコラボ。ゲーム内で美麗な立体表現やリアルな人間の動きを実現しており、臨場感と興奮を存分に堪能させてくれる。ゲームを始める前に公式サイトで映像による世界観に浸っておくのもアリだ。

シナリオは基本的に回し車を回転させ続けていれば次のステージに進むことができるが、リズム良くボタンを押し続けなければ回し車から転落してしまう。回し車から転落するとフィールド上に登場する死神『自己責任』が急速に接近してくる。接触するとゲームオーバーになってしまうので気をつけよう。リカバーは非常に高難易度のため、原則落ちないプレイスタイルを心がけよう。ふとした心の油断が命取りとなるので、休息は厳禁だ。
本作からはライバルキャラクターも登場。油断していると回し車から蹴落とされてしまう。周囲への注意も忘れないようにしよう。時折、教官キャラクターがひまわりの種を回し車の前方に設置してくることがある。貴重な回復アイテムだが、基本取れないようになっているので無理に追いかけないようにするのが適切だ。

オンライン対戦もサポートしており、最大60億人による熱いサバイバルゲームが可能だ。オンラインモードでは、回し車の数が限られているため、各プレイヤーは他のプレイヤーより先に回し車をゲットしなければならない。油断していると回し車を奪い返されてしまうため、『自己責任』を他のプレイヤーに擦り付けて積極的に潰していこう。すべてのプレイヤーに勝利すれば隠し機体として巨大な回し車をプレイする特典を手に入れることができるぞ。

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「もう少しでひまわりに手が届くんだ……」
本作の主人公。一山いくらのハムスターの一人。幼少の頃は神童と持て囃され、何でもできる気がしていた。周りの連中は皆バカばかりだと思っていたが、回し車に入れられてみると目の前のひまわりにすら手が届かなかった。

 

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「キミ……誰だっけ……」
本作のヒロイン。小学5年生のとき主人公と同じクラスだったが、その後の消息は不明。本作には特に登場しない。

 

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「貴様はあの時の……!?」
主人公のライバル。イケメン。前作との差別化を図るテコ入れに投入されたため、意味深なセリフを吐いてストーリーを盛り上げるが、実際は主人公との直接的な因縁は特段設定されていない。このライバルを撃破しなければ生き残ることができないが、性格がとてもイイ奴のため倒すと良心の呵責が残る。

 

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「お前の……お前のせいでワシの……」
教官キャラクターとして本作から登場。チュートリアルで主人公を育ててくれるが、その後得られる成果はすべて教官のものとして搾取される。口癖は「ワシが育てた」。回し車にひまわりの種を投入して、主人公のやる気を引き出そうとするが、ひまわりの種は決して取ることができない。

 

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「I'm lovin' it!!」
凶悪な敵キャラクターとして本作から登場。社会の厳しさを教えてくれる忘れられた世界から来た正体不明の死神。好きな言葉は「みなし管理職」。