当たり判定ゼロ

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野球賭博2020

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こんな時期にプロ野球が開幕とか自分が生きてる間二度となさそうだけど、ともかく開幕なので野球の雑談をするぞ!
 
順位を置いてるのは12連単当てたときにドヤ顔でtwitterに貼りたいからです。
毎年全然当たらないけど、セ・リーグの首位だけは4連続で当ててるので今年的中するとWin5で配当が付くはずなんだよなぁ。
あと若月さんご結婚おめでとうございます。画像はスラッガーの選手名鑑より。選手名鑑はスラッガーのやつがデータも揃ってるし見やすいのでオススメ。
 

パ・リーグ

1位 東北楽天ゴールデンイーグルス(昨年順位:3位)

今年の楽天は強い。鈴木大地とロメロを獲得したことでウィーラーが余るほどの層の厚さ。他にも茂木・浅村・ブラッシュと、野手陣は捕手以外オールスター級が並ぶ。投手陣では則本が帰ってきたし、涌井が加入して、松井が先発に回ってイニングを食う。少し遅れて岸が復帰すれば先発陣もリーグ屈指。リリーフにはアメリカ帰りの牧田もいる。今年の楽天は本気でソフトバンクに勝ちにきてるぞ。孫さんも毎年日本一だとつまらないだろう。
 

2位 埼玉西武ライオンズ(昨年順位:1位)

「打線は水モノ」とは言うけど、水モノをウリにしてるチームは全く読めないよね。去年も菊池雄星が抜けてさすがにもう持たないだろうと思ったら森がアホみたいに打って補った。ただ、去年はやはりチーム力としては2018年に劣っていて、柳田悠岐が故障してキューバ勢が代表で一時抜けたソフトバンクが勝手に転んだと見たほうがいい。今季は秋山が抜けてさらに難易度は上がる。ただ、投手陣では今井がそろそろエース張れるんじゃないかと期待がある。
 

3位 福岡ソフトバンクホークス(昨年順位:2位)

コロナ禍で最もマイナスの影響を受けたのは間違いなくホークス。楽天とのガチ一騎打ち楽しみだったけど、グラシアルとデスパイネ不在の中でのシーズン開幕となってしまった。キューバは入国禁止措置の対象で、仮に入国禁止が解除されても入国後に2週間待機があるだろうし、少なくともシーズンの半分はいないと見たほうがいいのでは。両主砲が不在の中で、結果的にバレンティン獲ってて良かったねという話にはなるけれども、総じて火力不足は否めない。
 

4位 千葉ロッテマリーンズ(昨年順位:4位)

昨シーズンは種市が凄かった。先発で奪三振率10超えとか千賀かよってレベル。加えて石川・美馬・二木と先発陣は揃う。元広島のジャクソンを補強して後ろが揃ったのも大きく、Aクラスにも届きそう。野手陣では安田がイースタンで19HR打っており、出てくる準備万全。あと、佐々木朗希の入団は大谷のときのようなワクワク感があるよね。あの足を大きく上げるクラシックな投球フォームを早く幕張で見たいという感じしかない。
 

5位 北海道日本ハムファイターズ(昨年順位:5位)

チームの主軸を張る翔さんが年々守備も悪くなって低WARに留まっているのはチームとしてつらい。インハイなどの弱点の明確なビヤヌエバ獲った意味もよくわからなかった。新外国人ではバーヘイゲンが面白いと思う。こういう長身で150km/hのスピードボール投げれる先発は日本に来ると急に化けるパターンある。投球フォームもクセがあって好き。野球の多様性で素晴らしいのはフォームよね。謎の外国人の謎のフォーム見れるから国際戦好きなんだよな。
 

6位 オリックスバファローズ(昨年順位:6位)

というわけで山本由伸が出てきたわけですが、1シーズン投げた結果は別格の成績でいきなりの最優秀防御率。2軍の成績ってK/BB見るとわりとあてになるよね。2017年ウェスタンの防御率0.27もすごいけど、K/BBも9.3だったもんなぁ。そして楽天のワクワク路線を彷彿とさせるメジャーの大物アダム・ジョーンズを補強したわけですが、さすがに35歳でピーク過ぎてるよね。こういう大物は楽天のAJみたいにリーダーシップでチームを作れるタイプじゃないとキツイ気がする。
 
 

セ・リーグ

1位 横浜DeNAベイスターズ(昨年順位:2位)

今季導入された外国人枠5人制度の恩恵を最も受けるチーム。ソト・オースティン・ロペス・パットン・エスコバーと力のある外国人が枠の数以上に所属しており、やりくりに悩んでいたが、今季の制度の特例で解消。エスコバーやパットンが疲れたらピープルズもいるという盤石さ。心配なのは山崎康晃の勤続疲労で、昨シーズンは奪三振率が減少するなど明確に球威が落ちていた。とはいえ、石田や国吉もいいボールを投げており総じてチーム状態は悪くない。
 

2位 読売ジャイアンツ(昨年順位:1位)

最多勝の山口俊が抜け、阿部慎之助が千賀からHR打てる能力を持ちながら引退した影響は大きい。坂本への依存度の高いチームで、坂本が怪我でもすれば大きく順位を落とすこともあり得る。外国人はデラロサメルセデスを除き微妙では。パーラはピークを過ぎてるし、飛ばないボールが導入されて打低になったKBOで実績を上げただけのサンチェスは指標的に外れ濃厚。外国人枠が5人になろうが、巨人が5人も当たり外国人を引くはずはないので関係なかった。
 

3位 中日ドラゴンズ(昨年順位:5位)

坂本や山田哲人のようにリーグ屈指の選手がいるわけではないが、ビシエドアルモンテ・平田・高橋周平・大島と相応のメンツが並び、平均的にソツのない打線が構築できている。打線は点ではなく線ですよ。OPS0.9と0.7ではなく、0.8が並ぶ感じね。投手陣では昨シーズン後半に出てきた梅津の投球はレベルが高かった。シーズン通してローテに加われば相当の上積みになるのでは。それにしてもドラ1の石川昂弥はすごい素材。将来が楽しみ。
 

4位 広島東洋カープ(昨年順位:4位)

會澤の残留が一番の補強。カープの捕手は坂倉や中村奨成など次世代の有望株が揃うけれど、一軍の一線級を張るにはまだ早い。それに會澤の打力は打てる捕手不在の時代には明らかなアドバンテージ。それにしても三連覇のときは薮田と岡田明丈がローテの主軸になってたけど、突然二人ともイップスみたいになってストライク入らなくなったのなんだろうね。彼らの分割り引かないといけないので復権は厳しい。中継ぎ陣も一岡をはじめとして疲労が見られて心配。
 

5位 阪神タイガース(昨年順位:3位)

いやー、昨シーズンのピアースジョンソンのパワーカーブ凄かったですね。58イニングで91奪三振。野球先進国の最新の技術を見せてもらった感じ。1シーズンでアメリカに帰っちゃったけど。偉大なPJの穴をいかにして埋めるかが今シーズンのテーマ。ならば外国人のマイナスを埋めるのは新外国人だ。いよいよ来ましたバースの再来、ボーア。バースの再来って外国人なら誰でもいいわけじゃないんですよ。クラシック性をもった左の鈍足パワーヒッターでこそですよ。
 

6位 東京ヤクルトスワローズ(昨年順位:6位)

投手~、イニング食える投手はいませんか~。40歳の石川が表ローテ回ってる時点で孔明が死んだ後の蜀みたいな人材不足感すごい。エースの小川は昨シーズン指標が悪化しててOP戦もかなり打たれてたし衰えの兆しを見せつつある。新外国人のエスコバーは元メジャーリーガーだけど34歳と明らかにピークは過ぎてるし、元々打力のある選手ではない。村上の成長を見るのが一番楽しみなシーズンになりそう。しかし村上、どれほどの打者になるんだろうね。
 
 
パは、強いソフトバンクをどう倒すかみたいな時代が続いたけど、楽天の大型補強で潮目が変わるときが来た。こういう本気で勝ちに来てるチームいいと思いますよ。選手が本気になるのは当たり前だけど、フロントが腹をくくって本気にならないと本当の意味でチーム全体が本気で戦ってるとは言えない。もしソフトバンク楽天にやられるようなことがあれば、ソフトバンクも黙ってないだろうし、ここ数年でパ・リーグIT企業決戦やってほしい。
 
セは、全球団見事に戦力流出して弱くなってる。DeNAは4番の筒香アメリカに行ったし、同じく巨人も最多勝の山口俊がメジャーに。中日は中継ぎエースのロドリゲスがメジャーに。カープはレグナルトの解雇がちょっと勿体なかったかな。阪神はピアースジョンソンがメジャーに。ヤクルトは長年チームの顔として活躍したバレンティンが福岡へ。どの球団が出たとしても、日本シリーズやったら10回に8回は負けそう。
 
それにしても楽天ソフトバンクDeNAとIT企業が両リーグで上位に入ってくる現状見ると、やはり新しい血を入れるのは大事ですわね。16球団論というのもあるけど、新しい球団経営手法を生み出す可能性のある球団が4つも増えるという意味では素晴らしいことではありますよ。