当たり判定ゼロ

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イカにして生きるべきか ガチマッチについての覚書

結構な時間遊んだ気がするのだけど、そんな上手くないのでウデマエがA-まで到達するのに500年くらいかかりました。あと2ランク、がんばろう。ルール的にはレギュラーマッチのほうがスプラトゥーンの独特感があって面白いのだけど、トロフィーとか実績みたいなもので、ガチマッチは遊んだ結果が「ウデマエ」として残りますので、ついついそちらを遊んでしまいがち。ガチマッチに塗り勝負の導入はよ。 イカが水鉄砲を打つゲームは、そこらのFPS・TPSよりも一人のプレイヤーが無双する要素が弱い気がするので、1人殺られたら全体のバランスが崩れて一挙に戦線が崩れて、そのまま防衛線構築されることで緒戦のデマケから一方的に負けるパターンが多い気がします。それでも味方が奮戦して1キル10デスとかで勝ったりすると「不労所得」という言葉が頭をよぎり、自分の中の双葉杏が微笑むのだ…。 そんなこんなでヘタなりに頑張ってますので、ヘタでも何とか運用できるような現時点での簡単なガチマッチ覚書を書いときます。正面からの撃ちあいを避ける方向なので、ゲームパッドのエイム上手くない人用です。 ・戦場では頭を上げるな 戦争映画で新入りが「頭を下げろ!!」と言われてる場面を目にするけど、イカの世界でもそれは同じ。頭を上げるのは死に近づくことと同義なので敵から自分が見えてるシーンでは頭をあげる時間をなるべく最小化するのが戦場で長生きするポイント。一方で、塗り面積が広いければ広いほど有利なので、可能ならば地面は広く塗っておきたい。 良いゲームはジレンマがうまく作られている事が多いけど、スプラトゥーンのジレンマは「なるべく頭を上げないこと」と「頭を上げてたくさん地面を塗ること」の選択になってる。撃ち合いになった場合は、塗るのは相手を倒した後からでもできるので、一定量の塗りがなされてるなら、潜って相手の横に回ることを優先したほうが良い感じ。塗り面積が少ないなら、後ろに後退すると良い。地面の塗り面積の次第で立ち回りを考えよう。 ・いのちだいじに 「出すぎだぞ!自重せよ!」って三國無双袁紹さんが言ってた気がするけど、さすが名将袁紹ですわ。基本的には戦線を押し上げる効果よりも戦線を押し下げない方が重要なので、たとえ優勢になってもそこまで突っ込まないこと。とくにガチエリアを占領しているときはそう。スプラトゥーンでは味方がやられても生き残った人がジャンプ先として使われることができるので、とにかく全滅しないことが大事。 あと、味方がジャンプしてくるときに、敵がリスキル狙いで着地地点を撃ち始めることがあるので、味方のジャンプを確認したら着地地点の周辺を見渡すと背中を見せた敵が無防備に立ってたりすることがあるので要チェックや。 ・包囲殲滅の美学 すべてのマップはガチエリアに対して3方向から攻めることができるように設計されているので、味方の進行する動きを見て、その余ったルートから侵攻するようにすると敵の目も分散する。3方向のうちいずれか、特に両サイドで防衛戦を抜くことができれば、残った敵を包み込んで包囲殲滅できるので、カンナエの戦いのように中央は敵の目を引くための撃ち合い程度でも良いとハンニバルも言ってた。水鉄砲は前にしか撃つことができないのだから。 タイマンでも似たようなもので、相手に対して横に回れるインクのルートが見えたら、正面から撃ち合うのではなく、まず潜って常に相手を側面攻撃することを心がけるべき。でも実際は敵を見ると慌ててすぐに正面から撃っちゃうのよくある。 スプリンクラーはデコイで生きる レギュラーマッチでは、デカライン高架下画面上の鉄骨とか撃ちづらいところに設置して塗りを稼ぐのに使うスプリンクラーだけど、ガチマッチだとあえて見えるところに置いて、射線を集めるデコイとしての用途で役に立つ。右と左があれば、左にスプリンクラーを置いて自分は右に潜むような運用。ただ、スプリンクラーはインクの消費量が半端無いので、撃ったあとは必ず少し潜るというクセを付けておかないとインク切れでカチカチ言わせながら死ぬ。 ・ガチホワイトをどう殺すか 制服か何か?としか言いようのないくらいハイカラシティのロビーに溢れかえるガチホワイト。言い換えるとイカニンジャのヤバさ。ステルス持ちが相手にいると、敵の色のインクはとりあえず塗りつぶしとかないと危ないのでどうしても侵攻は遅れがちになるし、前方にいて撃ちあっていた相手が、いつの間にか真横にいるとかザラ。イカ潜行速度が遅くなるデメリットも、あるかないかわからん程度のレベルなので、現時点では猛威を振るっているステルス。 それを封じるためにもチームに1人はスペシャルウェポン「スーパーセンサー」持ちが欲しい。特に高レベルになればなるほど、わかりやすく頭をあげて動いてくれる人はいなくなってくるのでスーパーセンサーの価値が高まってくるのだけど、アンチステルスという一点だけ見ても必須。スーパーセンサー持ちが味方にいない可能性に備えるなら、自分で持って行けば確実。 ちなみにスーパーセンサーをスペシャルウェポンとして持つのは「もみじシューター」「96ガロン」「デュアルスイーパー」「N-ZAP89」「リッター3k」「ダイナモローラー」の6つ。シューター、チャージャー、ローラーとも対人で強力な武器が多いので選択肢は広い。 ・リッター3Kからどう逃げるか 一回の射撃で3リットルものインクを流し込むガロン3K!! じゃなかったリッター3kなのだけれど、その強力な攻撃力と長い射程は、アロワナモールで対戦相手に入っているのを見た時点でトラウマが蘇ってくるレベル。両サイドの高台に2人現れてセンサーが見え出した時点で死を覚悟するけれど、倒さないとどうしようもない。その場合、一時的に押してる瞬間を狙って、一気に突っ切って相手側の高台の下からリッター3k持ちに向けて上向きに水鉄砲を撃つと届く。逆に、高台の上にいる方にしてみれば特にチャージャーだとほぼ真下に撃つのって難しいので鬱陶しい。アロワナモールのチャージャーはそうやって一歩踏み込んで封じないと、中央で戦ってしまった場合、チャージャーのセンサーがチラチラ見えるプレッシャーに押しつぶされてだいたい上手くいかない気がする。逆に強力なチャージャーが味方にいれば、チャージャーが撃ちやすい広場で戦うように心掛けよう。 ・デカライン高架下封殺事件 上述のとおり、基本すべてのマップは3方向から中央に向かって侵攻できる作りになっているけれど、デカライン高架下は中央の広場への進出口が3コースともにやたらと狭くて突破が難しい構造になっているので、他のマップに比べて封殺が成功しやすい。逆に言えば、デカラインでは一度押し込まれてしまうと中央の制圧を回復をすることが困難なマップになっている。 いずれにせよ突破を試みなければならないが、射撃で突撃するより、撃ち合いを続けてスペシャルゲージを貯めてボムラッシュやトルネードでの突破を図るのがセオリー。時間はかかっても、結果的に射撃で突撃して結果的にリスポンするよりも効率的。狭所突破に限らずだけど、全体的に「焦って進まない」ということは常に意識したい。 モッピー知ってるよ。インターネットにおけるFPS・TPSの世界というのは腕がモノをいう荒野であって、ヘタクソがHowToとか晒そうものなら「屋上へ行こうぜ…」となる恐ろしい世界だということ。 いいだろう…。来いよベネット、ガチホワイトなんて捨ててかかって来い! (訳:miiverseのidはrikzenです。良かったら一緒にイカやりましょう。