当たり判定ゼロ

シューティング成分を多めに配合したゲームテキストサイトです

艦これは麻雀 ~お見せしよう…王者の羅針盤を!

日記サイトなのでたまには日記らしいことを書くと、上司の言葉とか投げられる仕事のタイプから推測するに、どうも私がいなくなったときの状況の想定が影に隠れているような気がしてアレです。東京にいれるうちにやれることやっとかないとなという感があります。

まぁどうでもいいことなんですけど、ここもチラシの裏らしくパッケージングされていない感じの雑文をもっとバラバラと書いていければと思いますね。かしこ。本当はGF団みたいな感じのオタ日記サイトがやりたかったんじゃー。

艦これはSLGなのか運ゲーなのかギャルゲなのか

http://sazanami.net/20131120-kancolle-slg-gal-game/

先週末にさざなみ壊変のかずぴーさんの書いたこれ読んでたんですけど、自分なりの答えを言うと、艦これは麻雀なんですよ。艦これは麻雀。いや、家具で麻雀卓が配信されたから思いついたとかじゃないんだからね!前から思ってたんだからね!ほ、本当だかんね!

麻雀といえば

こんな感じで遊ぶやり方をインターネットでよく見るので、多分世間的にはポピュラーな遊び方なのではないかと思うんですけど、他にも牌を規則的に並べる速度を競う遊び方もあって、私は主にそちらの方で遊んでいます。

麻雀というゲームは、判断の構成を競うゲームです。

すなわち、人はそれぞれ自分の打ち方、つまり固有の打牌パターンを保有しています。「何切る」で人によって違う判断が出るのはその典型例だと思うんですけど、その無限に存在する「何切る」の選択肢の積み重ねがその人が保有するパターンです。つまり、実際に卓を囲む行為は、事前に構築されたパターンのテスト作業にしか過ぎなくて、本来、勝負は卓を囲む前から決まっています。

ただ、麻雀の面白いところは、配牌がランダムなことから、いくら優れた打牌パターンでもそれを証明するためには相当な試行回数を要する点です。逆に言うと、ちょっとやったくらいじゃ自分が正しいのか正しくないのかわからない。だから「積もう……肘の高さまで」みたいなことを言われただけで、人間が簡単に自分の考えを信じられなくなる点が面白いところです。

だから、麻雀の究極の遊び方って、電王戦の将棋のAIづくりみたいな感じになって、パターン構築されたAI同士の戦闘テストを9800兆回くらい繰り返して、最も期待値の高い最強のAIを競う遊び方になるんじゃないかなと想像してるんですけど、ちっともそんな気配が無いですね。ということは、たぶん私が間違っているのだと思います。

そういえば麻雀の話じゃなくて艦これの話でしたっけ。わしもGF団を目指していた若い頃は、自分が何を話していたか覚えていたもんじゃが、最近は3行前に書いていたことも忘れてしまうようになったんじゃ。たまに漫画喫茶で天牌なんて読むと、読み終わる頃には一巻に何を書いていたか忘れてしまうので、無限に楽しめてお得なんじゃ!

艦これは、パターン構築というゲーム外のフェーズ、それから永遠とも言えるテスト作業というゲーム内のフェーズに分解されます。海域の攻略も、建造のレシピも同じ価値観で統一されていますね。たまたま適当なレシピで瑞鶴が出てきたとしても、気が遠くなるような検証回数を経てその優秀さを確認するのがゲーム内の作業です。海域の攻略もパターンを考えて、それが他の戦法と比べて優れているのか否かを検証するために羅針盤に邪魔されながら膨大なテストを繰り返すのがゲーム内の作業です。麻雀でいつもリーチかける局面でリーチかけないようにして手堅くしてみたら妙に勝てるようになったとしても、それが正しいのかどうかは膨大な試行回数を必要とするのと似たようなもんです。

盤外でのパターンの構築、ランダム性に邪魔されながらのパターンの正当性の検証作業。

麻雀と艦これは、この2つの作業の繰り返しという点で作りが同じだなぁと、瑞鶴を出す作業を繰り返しながら思ったもんですが、さらに言うと艦これはゲーム本体に美少女というガワを被せているのです。さらに言うと、横鎮提督ですが未だに瑞鶴出てないです。これ壊れてるよね。あるいは35-3-50-35のレシピはデマであり、インターネットのみんなが私の時間と資源を奪い取ろうとした壮大な陰謀なのではないかと推測しています。絶対に許さない。

話を戻すと、パターンテストゲーに、美少女のガワ…。

……まさか、咲-saki-咲-saki-やないか!!こんなところで出てくるとは!!

つまり、艦これは『咲-saki-』だったのです。何を言っているかわからないと思いますが、私にもわかりません。ゴリゴリE-5を攻略してた人が「ニワカは相手にならんよ」みたいな発言して炎上してたり、「捨て艦、任されました!」みたいな遊び方をしている人がいるのはそういうことだったのか…。そういえば、iPS細胞というので同性の間でも子供ができるらしいです。

ただ、麻雀と艦これには、決定的な違いが存在します。ここまで読んでて気がついた方も多いかもしれませんが、それは対戦相手の存在です。それこそ「キキキキククククココココ」とか発言して相手の精神を惑わせたり、振り込んだらサメのいる水槽に椅子が落ちるギミックがあったりして、卓外での精神面含めた戦いも含めて麻雀は麻雀なのです。そう、我々がやっている麻雀は、AIによるパターンの構成優劣試験ではなく、たった1戦で勝負を決める人間と人間の戦いなのですから。

え?卓外戦術だめ?表情変えただけで失格?

あー、嘘だわーあんまり違いないわー。麻雀プロって対局中に「キキキキククククココココ」とかヨダレ垂らしながら言い出したらどうなってしまうんやろ…。

何かダラダラ書いてたらいつの間にか麻雀プロ連盟の悪口が書かれていました。一体誰がこんなことを。次はちゃんと同人STGの話を書くようにします。