当たり判定ゼロ

シューティング成分を多めに配合したゲームテキストサイトです

いつかそれを捨てる日のために寄せ書きを集め続ける

2007/6/18に箱を買って

2008/10/26に実績1万になって

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2009/12/24に実績2万になって

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ようやっと実績3万になりました。

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こう並べると新しいインターフェイスのほうがスッキリしてていいですね。
購入→1万、1万→2万は500日くらいで、2万→3万が1000日くらいかかってるのは、PSP3DS買ったからというのがあるのでしょう。
こういうとき四六時中ゲームばかりやってる人間だと「ゲームに飽きたのかなぁ」という推測をせずに済むから助かりますね!

ところで、好きな漫画である『第七女子会彷徨』の第3巻に、主人公の高木さんがこう述べるシーンがあります。

「その目で世界を見る」っていうのを生業にしているパパの会社は年に何度も転勤する変な所で、私は物心ついた頃から西へ東へ引越し続ける引越キングだった。

だから引越し続ける日常はいっつも何かが始まっても、あっという間に終わらされて……いつもその繰り返し。

引っ越すたびにクラスメートは必ず色紙に寄せ書きをくれて、それがもう何十枚にもなった。

なんだか可哀想だって思う人もいたかもしれないけど…そのたくさんのさよならの言葉たちが私の進んできた距離の長さを逆に肯定せざるを得なくなって

だからそしてこれからも、その度はずーっと変わらなく続いてゆくのだと~(略)

粗方語られ尽くした感もある実績システムですが、一つの側面として高木さんの寄せ書きのように、進んだ距離を否が応にも直視しなければならないシステムということがあります。しかしながら誕生日と一緒で、子供の頃の数を重ねていないうちは数字の蓄積が嬉しいのだけれど、数を重ねてくるとだんだん直視するのが難しくなるみたいな変容性も兼ね備えています。インセンティブはいつまでもインセンティブでいることはできないのです。お誕生日プレゼントはいつまでももらうことはできません。

ゲームを遊んでる今はいいけれど、我々は数年後にその積み上げを全肯定しなければなりません。
その上で、集めた寄せ書きを川に投げ捨てることもいつかやらないといかんのでしょう。

ともあれ、3万程度でギャーギャー言ってても仕方ありません。
物事は偉大なる先人に教えを請うべきなのが重要ですが、実績12万の人の言を借りれば「10万超えている人間の意見がほしいかい? 労働だよ!」ということのようなので、やはり実績とは労働なのでしょう。