当たり判定ゼロ

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インターネットについて話したいくつかのこと

インターネットについて話をする機会があったので整理がてらまとめておきます。

  • 物事の体験に対しては、自分の思うことをその体験と結び付けて語る"I think that"タイプと、事実だけ述べる"I did"タイプに分かれる。ネットで目立つのは語っちゃう"I think that"タイプだけど、実際付き合ってて楽なのは"I did"タイプ。つまり、ネットでは"I think that"タイプ、リアルでは"I did"タイプに優位性がある。
  • ネットのコミュニケーションで目立つのは、"I think that"タイプがお互いに「聞け。俺はこう思う」を連呼してて、周りが「I agree」を連呼してるけど、当人同士のコミュニケーションは取れているように見えずとても滑稽な構図がある。
  • 一方で、"I think that"タイプが目立つからそう思えるだけで、多くの"I did"タイプはちゃんとコミュニケートできており、ネットでのディスコミュニケーション論ってのは当てにならないのかもしれない。
  • 自分含めネットで喚きたてている人は、リアルに何らかの不満なり欠損なり抱えてる人なんじゃないか。すると、未だにネットはリアルの下部組織みたいなところはあるよね。
  • 久米田康治も言ってたけど、ハイコンテクストな話題は面白いし、心地がいい。ただ、話題の遷移としては「ロー→ハイ」の一方通行なところがあるので、一度ハイコンテクトの楽さに慣れてしまうと前提を説明する面倒くささみたいなのに耐えられない。
  • ネットの有名人を考えてみると加野瀬さんとかはまちちゃんとか「逆らうと何をされるかわからない」人が多くて、潜在的な恐怖政治が展開されている。ロベスピエールがその辺ふらついてるみたいな感じ。
  • もしドラ」はそのスジの方法論をカタギに適用した時点で最悪。ヤクザだったら指を詰められるレベル。
  • もしドラの人ってBlogやってたんだ~!へぇ~!」は至極まっとうな反応。はてなはリアルにおいてはチベットみたいな距離感だと思うと適当。ダライ・ラマの弟子の名前とか知ってないでしょ?
  • ネット上でプレゼンスのある「ゲーム語れる系」の人の自アン関係者率は異常。

インターネットというより、はてなの話題が多くなって「こんなの僕の考えてた未来のネット像じゃない!」と思いました。